1960年代に「サイケデリック流行」の現象が、化粧・ファッション・広告に原色、蛍光色、うねりパターンが刺激的に使用されて街中に氾濫。
また、ヒッピーと呼ばれる若者達が世界中を徘徊。反体制への学生運動もキャンバスを中心に行われる。社会が何か新しい方向に進み始めた時代とも言える。この時代のヤングに刺激的な空間の提案。〔1967年製作〕

 1960年後半には、衣食が市場でもレベル的にアップされて登場。しかし、住は相変わらずの狭いスペースで、生活機器も満足がいかなかった。輸入製品が出回り始めたものの、それにマッチするスペースが乏しく、ヤングにインテリアを楽しむ経済的な余裕も無かった。そこに、"do it yourself" の風潮が輸入され、自分で創造を楽しめる部屋づりが始まる。〔1967年製作〕